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大宜味村の小学校のガラス窓に衝突し、けがをして治療を受けていた国指定の特別天然記念物ノグチゲラが回復し、子どもたちが見守る中、自然に帰されました。
このノグチゲラは、2013年7月1日に喜如嘉小学校のガラス窓に衝突。児童らに発見され教師を通じて、国頭村のやんばる野生生物保護センターに預けられました。
この間、獣医らの治療とリハビリが続けられた結果、けがも順調に回復し、およそ4カ月後のきょう、放鳥を迎えました。
このノグチゲラは成鳥となるための羽が生え換わる時期のメスと確認され、全児童39人や教師たちが見守る中、元気にやんばるの森の中に羽ばたいていきました。
けがをしたノグチゲラが、長期間の治療とリハビリをへて自然に帰ったのは、今回が初めてです。