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家庭裁判所の担う役割を知ってもらおうと模擬調停の見学会が行われました。
模擬調停の見学会は家族・親族間で起きたトラブルの解決に向けた手続きを進める家庭裁判所の役割を知ってほしいと実施されました。
模擬調停では不倫をして離婚を求めた申立人の妻に子どもとの面会を認めるかどうかを争点に話し合いの様子が紹介されました。
この中では、調停委員が夫と妻から離婚の経緯や子どもの状況に関する聞き取りを数回行いその結果、親権を夫に認め、妻には、子どもとの面会を認めるといった内容で合意に達しました。
本番さながらの模擬調停に参加者たちは真剣な表情で見入っていました。参加者は「生で見ると実際のイメージがわくので、こうやって見れるっていうのは親近感がわくというか足を運びやすくなるっていうかイメージがかわるので良かったかなと思います」と話し、他の参加者は「調停委員が決めるのではなくて両方に説得してどうするかって提案をするっていう部分が勉強になった」と話していました。
模擬調停後、参加者からは合意までの時間や聞き取りをする際の内容や方法に関する質問などが相次ぎ裁判所では2014年も見学会を実施したいと話していました。