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植物の繊維を使って布になるまでを紹介する「繊維植物展」が12月1日まで海洋博公園で開かれています。

繊維植物は人々の暮らしに古くから関わってきたもので沖縄ではイトバショウの繊維から織り上げた芭蕉布などが有名です。

会場には、この芭蕉布をはじめアダンの繊維で作った布やアンツクと呼ばれる石垣島の網カゴ、ビロウの葉で作ったクバ笠や蓑、月桃の繊維を用いた縄やワラジなどが展示されています。

どの展示物も、先人の生活の知恵から生まれたもので訪れた人たちは植物の繊維が生活の品々に活用される過程を興味深そうに見ていました。

繊維植物展は12月1日までで、期間中、週末には月桃の繊維を使った工作教室も開かれるということです。