※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

日本一の戦いをかけたその3時間前。久米島は楽天ムード一色。「日本一をかけた戦いが始まりました!飲食店には地元の人々が集まっています。島の皆さんの想いは一つです!」「一方、こちらは巨人のキャンプ地、那覇市です。2連覇に向け声援を送ります!」

楽天・巨人、互いのキャンプ地でも日本一の戦いが始まりました。

食い入るように観戦しているこの男性。実はキャンプ中、楽天選手のユニフォームの洗濯を担当している、クリーニング店の代表、もとながつぎおさん。キャンプ中は汗や泥にまみれた140人分の選手やスタッフのユニフォームを洗います。

13-11-04-sp01-01.jpg

もとながつぎおさん「気を使うのは失敗がないように」「綺麗に仕上げたら気持ちよく練習に打ち込めればいいなというきもちでやってる」「ユニフォームは常に触っていますんで、自分たちが触ったユニフォームで頑張ってもらってるその気持ちが、一番勝ってほしいっていう(省略)今日は魂を込めて応援します」

島をあげて気持ちは一つ。土曜日、王手をかけた第6戦は田中投手が投げましたが楽天の敗戦。互いに3戦3勝五分で迎えたきのうの日曜日の最終戦にすべてをかけます。

一回楽天が先制します。「先制点入りました!ごちそうさまです」「まだまだお腹いっぱいにしないで、まだまだ点入れてほしい」

その頃久米島では選手がキャンプ中に泊まるホテルでも盛り上がりを見せていました。四回、牧田がホームランを決めると・・。「ホームラン入りましたけど!あーんばよー、待ちに待ってた初ホームランでしょ。これで今日勝ちます」

13-11-04-sp01-02.jpg

一方、その頃那覇では盛り下がり「あぁ〜」

久米島で応援をしている中学生たち。彼らは三年前、キャンプ場の帰り道、迷子になった星野監督を助けた少年たちでした。当時はまだ小学6年生。

中学生たち「道に迷ってました。」「サインあげるから道案内してーってなって道案内三人でしました」「星野監督は今、楽天の監督として日本一に輝こうとしてるんですごいと思います」「星野監督楽天ガンバれ」

楽天3点リードで迎えた9回、マウンドに向かったのは田中将大!会場は一気にヒートアップ。2アウト、日本一まであと一人。待ちに待った瞬間。優勝決定!!!

町長「イヤー本当嬉しいですね。」「日本一になったんだからキャンプ地としてはこんなに嬉しいことは ないですよ」「今の曲は方言だったんですけど今日のおめでたい日ってことでめでたい節っていう曲なんですけど」「楽天優勝おめでとうございまーす!」

13-11-04-sp01-03.jpg

久米島の人々の想いが届いた、奇跡の一夜になりました。