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性暴力の被害者を1カ所で救済する「ワンストップ支援センター」を設立してほしいと市民団体の代表が署名を県に提出しました。
ワンストップ支援センターは性暴力被害の相談や産婦人科医療などを1カ所で行う施設で性暴力の被害者らで作る「ワンストップ支援センターの設立を強く望む会」の代表が県に署名を提出しました。
共同代表の田中真生さんは「県が主体となって当事者と一緒にいいセンターを作ってくれることを望みます」とおよそ1年をかけて集めた1万623人分の署名を県に提出しました。
県では2014年度の設置を目標に専門家でつくる検討委員会を設けていて大城玲子統括官は「皆さんの思いを改めて委員会に伝えたい。設置に向けて力を貸してください」と話しました。
また、県は2013年2月の予算委員会に予算案を提出したい考えですが、受け皿となる病院や産婦人科医不足の中で医師をどのように確保するかなど課題は山積みです。