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県内の教育関係団体で組織する会が、八重山の教科書問題について、文科省の是正要求は不当な介入だとして、21日付で抗議声明を発表しました。

抗議声明を発表したのは、県内の教育関係団体で組織する「平和教育をすすめる会」です。

同一の教科書を採択していない竹富町教委の対応を違法として、10月18日に文科省が県教委に対して行った是正要求に対し会では「法規の恣意的・便宜的解釈と運用」だとして、是正要求の即時撤回を求めています。

平和教育をすすめる会の高嶋伸欣共同代表は「自らの違法性を隠し、文科省も合法性を認めた行為を実行しているに過ぎない竹富町が、違法自治体であるかのようなイメージを全国に広めようとする下村大臣の言動は、到底容認できない」と声明文を読み上げました。

会では、23日に開かれる県教育委員会会議など、今後の県教委の対応に注目したいとしています。