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衣料品販売の県内企業・マルエーが金融機関から追加の融資を受けられず経営難に陥ったとして、15日に民事再生法の適用を申請しました。
2013年現在、県内に15店舗を構える衣料品店マルエーは1967年創業の県内老舗企業です。
低価格で衣料を販売し、2000年2月期には52億3715万円の売上高を記録しましたが、その後、県外からの大手企業の進出で需要が減少し、4年ほど前から資金繰りが悪化していました。
販売環境の改善が見られない状況のなか、金融機関からの融資を受けられなくなったとして、15日付けで民事再生法の適用を那覇地裁に申請し保全命令を受けました。
マルエーは現在、総額19億9500万円の負債を抱えていて、今後、店舗の売却や従業員の解雇はせず維持する方針で、21日に債権者への説明会を開く予定です。