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オスプレイの訓練が激化している宜野座村城原区の住民らが沖縄防衛局を訪れ、オスプレイの訓練中止と全ての機体の撤去を申し入れました。
城原区の住民は、昼夜を問わないオスプレイの騒音と振動で、住宅は小刻みに震え、体は不快感を感じるなど日常的に精神的苦痛を強いられていると訴えました。
城原区では、10月初め3日連続でオスプレイが住宅密集地の上を低空飛行したり離着陸を繰り返すなど激しい訓練が行われています。
沖縄防衛局側は「住民の生活に影響しないよう運用上の改善を求める」と、今回で7回目となる要請に対しても、従来と同じ回答を繰り返しました。
糸数慶子参議院議員は「本当に『違反している』ということを、なぜ米側に強く申し入れて、じゃあいまおっしゃるように、飛行経路の変更と運用上の改善が出来ないんですか」
城原区・大嶺自孝区長は「気持ちが悪くなるんですよ、これ(オスプレイ)が通過するたびに自分たちとしては撤去を求める以外ないですよ。この地域から撤去しない限りはずっとこの(状況が)繰り返しになりますので」と話しています。
城原区では「今後も粘り強い抗議を続けたい」と話しています。