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9月23日月曜日、秋分の日のNQ+です。旧暦の9月8日に行われる97歳の長寿を祝う行事といえばこちら(風車を取り出して)カジマヤーですよね。カジマヤーは、風車とか、十字路という意味があって沖縄では、この時期に合わせ、親戚だけでなく、地域をあげて長寿にあやかろうとお祝いが行われます。

きのう、カジマヤーのお祝いがあり、行ってきました。

「おじいおめでとうございます」

華やかなオープンカーに乗り込み長寿のお祝いをうけるのは大正6年8月生まれの97歳、仲本盛章(せいしょう)さん。きのう、南城市大里古堅で長寿の祝い、カジマヤーが行われました。子ども7人、孫10人、ひ孫14人に恵まれています。

仲本盛章おじいちゃん「こんなに大勢集まるとは思わないのに」「Qこれから車に乗ってパレードですって?パレード?あきさみよ〜な〜」

この集落でカジマヤーのお祝いをするのは戦後68年の間に盛章さんで二人目。しかも一度目は30年ほど前。めったにないお祝いは地域をあげて行いました。

小さい頃から苦労を重ねてきたという盛章さん。長男の盛行(セイコー)さん(75)は。

仲本盛行さん「(父は)貧しい農家に生まれて小学5〜6年生から子守の仕事をしてそして内地にいって兵隊になって、第二次世界大戦で負けて、シベリアに抑留されて帰って来た」

おじいちゃん、歌に合わせて口づさむ「ちんとぅんてんとぅんまんちんたん」

97歳になると子供に帰るといわれることからカジマヤーを持たせるお祭りですが、この日は300本のカジマヤーがふるまわれ、沿道からお祝いを渡す人も「おめでとうございます!」

集落の中を練り歩きながら、カジマヤーは心地よい風に吹かれ、クルクル回っていました。

地域の子どもから年配の方まで300人ほどのみなさんが行列をなして、辻辻で踊りを披露し、練り歩くんですね。僕もきのうはその長寿にあやかってきました。おめでとうございます。