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土地取引の基準となる県内の住宅地や商業地などの地価が、20年連続で下落したことがわかりました。

地価調査は、県が県内41市町村の275地点で実施。2013年7月1日時点での県内の地価変動率は、平均でマイナス0.2パーセントとなり、20年連続で下落したものの、下げ幅は2012年より、0.6ポイント縮小したことがわかりました。

また、商業地では、21年連続だった下落が止まり、横ばいとなりました。このうち、地価が最も高かったのは、商業地では那覇市松山1丁目で、1平方メートル当たり59万円。

近隣に、沖縄タイムスや那覇市役所などの移転が相次いだこともあり、5.4パーセントの大幅な上昇となっています。

一方、住宅地では、那覇市泉崎2丁目が1平方メートル当たり17万5000円でした。また住宅地では、この他、2013年、新石垣空港が開業した石垣市が、3.2パーセントの上昇を見せています。