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きょうは旧暦8月15日。中秋の名月です。糸満市では糸満大綱引が行われました。2週間前、市内の10地区、みんなで編んだおよそ180メートルの縄。大綱を縛る「束縄(たばなわ)」は、水で濡らして、しっかり強くします。朝から地域総出の一大作業。
北と南に分かれて引っ張る、雄綱、雌綱それぞれをおよそ3時間かけて完成させます。そして午後からは、歌や踊りを奉納する「道ズネー」。
糸満市では、10地区の住民らおよそ1500人が通りを練り歩きました。糸満小学校から、海の神さまを祭った白銀堂までのおよそ1キロを、各地区が旗頭を先頭に、それぞれ趣向を凝らした踊りやエイサーを披露しました。
そしていよいよ大綱引き。それぞれがおよそ5トンという雄綱と雌綱をつなぎ合わせ引き合いました。そして27分56秒。ことしの軍配は北組にあがりました。これで北組は34勝29敗です。