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尖閣諸島の国有化から11日で1年となりました。以来、尖閣諸島周辺では、11日も4隻の中国公船が接続水域を航行するなど、中国側の動きが活発化しています。

尖閣諸島周辺では、11日接続水域で、中国海警局の船4隻が航行しているのを、海上保安庁の巡視船が確認しました。10日もこれまでの最多と並ぶ8隻が領海に侵入していて、領海を含む接続水域内の航行は11日で8日連続です。

菅官房長官は「解決すべき領土問題というのは存在しないという立場に立って、毅然として領土を守り、また冷静に対応し、戦略的、大局的観点から今後も対応したい」と話します。

また、石垣市の中山市長は、「政府は、我が国固有の領土であるという、毅然とした対応で尖閣を守ってほしい」とコメントしています。

中国公船は、国有化以降、接続水域や領海への出入りを繰り返していて、接続水域の航行は合わせて260日、領海への侵入は63日に上っています。