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2013年7月の参議院議員選挙は1票の格差が是正されずに行われ憲法違反だとして選挙無効を求めている裁判の第1回口頭弁論が福岡高等裁判所那覇支部で行われました。
この裁判は1票の格差が是正されないまま行われた2013年7月の参院選は憲法違反だとして選挙の無効を求めて全国47の選挙区で弁護士グループが一斉に提訴したものです。
11日の第1回口頭弁論で原告側は「有権者が最も少ない鳥取選挙区と比べて沖縄選挙区の1票は0.44票の価値しかない」と主張し選挙無効を求めました。
一方で県の選挙管理委員会は「今回の参院選までに格差を是正しなかったことが憲法違反とは言い切れない」として請求の棄却を求めました。
この後会見で、原告側は「地域によって発言力に差が出るのは不公平だと」と訴えていました。次回は10月17日の予定です。