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沖縄の美しい海と砂浜で過ごすリゾートウェディングの魅力を海外に広めようと、恩納村でユニークな視察ツアーが開かれました。
舞台となったのは、恩納村のビーチの真横に立つこちらのチャペル。これは、中国のブライダル会社に沖縄のリゾートウェディングの魅力をPRしようと、県内の企業らが開いた模擬結婚式です。
上海や香港、内モンゴル自治区など中国各地からやってきた視察団のメンバーは、ハワイやグアムに続く、新しい選択として、沖縄の魅力を探っていました。
参加した中国人の男性は「1番印象深いのは沖縄の美しい海と砂浜。そして砂浜に面するチャペル。これは中国のカップルにとってはものすごく魅力的。私も心から魅力を感じています」と話しています。
挙式の予算は衣装込みで20万円からと、中国人カップルにとって魅力的な価格だということです。
大矢記者は「中国の人たちにとって魅力たっぷりの沖縄のリゾートウェディングですが、実は一番の心配事がこのようなキリスト教的な要素だというのです」と話しました。
蘇州市結婚産業商・會金燿さんは「中国は仏教が多いから、チャペルの文化が中国はないです。十字架、ちょっと取って(取り外し可能であればいい)、式の内容も仏教式があれば(良い)」と話していました。
チャペルの支配人によりますと、10日の視察では、すでに3社からオファーがあり、今後は年間100組の挙式を目指したいということです。