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10日は「世界自殺予防デー」産業カウンセラーによる働く人の無料電話相談が10日から3日間開設されます。

産業カウンセラー・仲村千枝子さんは「誰にも相談できずに考え込んでいるということが、結構たくさんあるんです。そういう方がまずこの電話にかけて、自分の現在の状況をお話しすることによって、まず第一歩を踏み出すことが出来ますので」と話します。

電話相談窓口は日本産業カウンセラー協会沖縄支部が、10日から3日間、開設。午前10時の受け付けと同時に、職場でのパワハラや経済的問題、病気で職を失った人たちからの相談が寄せられ、カウンセラーが話しを聞いてアドバイスを行っていました。

県内の自殺者数は2009年には406人、その後、2010年に363人、2011年に387人と300人後半台で推移し、2012年は267人となっています。

カウンセラー協会沖縄支部では、行政やカウンセラー団体などの相談窓口が次第に知られるようになってきたということで、この3日間を過ぎても悩みがあれば行政や保健所、カウンセラー団体や「いのちの電話」などへ相談するよう呼び掛けています。