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県内の結核患者の新規登録者数が毎年増え続け、2012年は300人に達したことが6日開かれた県の結核サーベイランス委員会で報告されました。
県の結核サーベイランス委員会の報告によりますと、県内の結核患者の新規登録者数は、2009年は235人でしたが、2012年は300人に達しています。
患者数が多いのは中部保健所管内の105人、中央保健所管内の104人などで、患者の発症状況は、若い世代での増加や、集団感染、院内感染などが特徴で、特に看護師や検査技師、臨床技師などが、り患しています。
結核サーベイランス委員会では、地域での住民検診や職場検診の受診率を高めるほか、院内感染防止策などに取り組むとしています。