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沖縄市のサッカー場で見つかったドラム缶から、ダイオキシン類やPCBなどが検出された問題で、沖縄市の東門市長は27日、沖縄防衛局に対しサッカー場周辺も含め徹底的な調査を行うよう要請しました。

東門市長は、27日午後、沖縄防衛局に武田博史局長を訪ね、サッカー場周辺エリアに他に埋まっているドラム缶がないかどうか調査することや、汚染された土地の原状回復など、5項目の要請書を手渡しました。

これに対し、武田局長は、観客スタンドを撤去して周辺エリアの磁気探査や土壌調査を行うことを決め、すでに調査業務の入札を開始したと回答しました。

ただ、これに伴う損失補償や別のサッカー場の整備などについては、本省に伝えると回答するにとどまりました。

東門市長は「市民が、良かった、安心・安全だと分かることが大切、そこまではやりたい」と話していました。

沖縄市では、他のドラム缶などが見つかった場合には、国の調査とは別に、採取した土壌の分析などを市独自でも行うことにしています。