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改めて、きのうの初戦の様子ときょうの沖尚ナインの様子をお伝えします。現地から沼尻アナのリポートです。

沼尻「ここ、甲子園に帰ってきた沖縄尚学。センバツのリベンジをかけた一戦が始まります!」

センバツのリベンジを胸に、この夏に挑んだ沖縄尚学。しかし、2回。沖尚先発・宇良淳が、福知山成美に先制点を許します。センバツに次ぐ序盤での失点。悪夢の再来が頭をよぎる中、

1点を追う3回、キャプテンが魅せます!

諸見里匠「春の悔しさがあったから、自分たちはここまで成長したと思うので」

春からの成長を示す、諸見里匠の公式戦初ホームランで同点に追いつきます!

諸見里匠母・まゆみさん「もう涙がいっぱい流れました私!ちばりよー!」

さらに畳み掛けたい沖尚。しかし、福知山成美のエース、沖縄に自身のルーツを持つ仲村渠(なかんらかり)康太投手の前に逆転は出来ません。その後、点の取り合いとなった試合は5対5の同点で終盤へ。この試合の明暗を分けたのは…7回でした。

7回表、沖尚は県大会で1イニングのみ投げた2年生・山城大智が登板。ヒットと二つの四死球で満塁のピンチを招きます。

ここで伝令に出てきたのは、宇良をリリーフするも3点を失い降板したエース・比嘉健一朗。

山城大智投手「全員が一つになって絶対に抑えようと伝えられました。比嘉さんは(自分が)投げ終わっても、諦めていない感じだったのでしっかり自分もその意志をついで全力でいこうと思いました。」

先輩の思いも背負って。対するは、6番・打撃の中心でもある仲村渠!エースの言葉に気合の入った山城が全力投球でこのピンチを切り抜けます!

すると、その裏、沖尚は5番赤嶺謙が1アウトからこの日3本目のヒットで出塁。続くバッターは、平良勇貴!

平良勇貴二塁手「チーム全員が春のリベンジという気持ちでこの夏来たんで、絶対自分がチームを救うという気持ちで」

絶対に負けられない夏の初戦での意地のタイムリー!この試合、はじめて勝ち越します!8回にも点を追加した沖尚は、9回、粘る福知山成美に1点差まで詰め寄られるも、最後は山城が締め、試合終了!

センバツの悔しさを胸に挑んだ夏!8年ぶりの初戦突破を果たしました!

諸見里匠主将「とてもうれしいです。春の悔しさがあったから、自分たちはここまで成長したと思うので次の試合も諦めない 気持ちでやっていきたいと思います。」

平良勇貴二塁手「チーム全員で今日勝ったので良かったと思います。次があるので、また切り替えてチーム全員で立て直してしっかり2回戦臨みたいと思います。」