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今月5日、宜野座村のキャンプハンセンにアメリカ軍の救難ヘリ、HH60が墜落した現場周辺で8日午後再び煙が上がり消火活動が行われました。
沖縄防衛局によりますと8日午後2時35分ごろ宜野座村役場から墜落現場付近が再び燃えていると通報があり海兵隊に連絡。
海兵隊からは「墜落現場から出火。鎮火したところが再燃し消火ヘリを出動させた」と連絡を受けたということです。
キャンプハンセンの墜落現場に近いゲートからはアメリカ軍の消防車両や救急車がサイレンを鳴らしながら基地内に入っていきました。
宜野座村の當眞淳村長は「(現場は)水を蓄える「水源かん養林」なんですそこで燃えているのは。林はすごい大切な資源ですので、延焼しないようにしっかり対応して欲しいです」と話していました。
一方、今回の事故で宜野座村が独自に実施した現場近くの大川ダムの水質調査の結果、異常はみられなかったということです。
宜野座村ではこれまで大川ダムから村全体の取水量のうち30パーセントを取水していましたが事故当日から取水を中止しています。
宜野座村では「水道の基準はクリアしたが今後も立ち入りを求めて放射性物質などの調査も進めたい」と話していました。