※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄市のサッカー場に埋められていたドラム缶から、高濃度のダイオキシン類が検出された問題で、沖縄市議会は、8日政府に対して原状回復などを求める要請を行いました。
要請を行ったのは、沖縄市議会の小浜守勝議長ら8人です。一行は8日午前、外務省で岸田文雄外務大臣と会い、今月5日に可決した意見書を手渡しました。
意見書では、土地返還前後の情報公開や、原状回復のための適切な措置を講じること、日米地位協定の抜本的な見直しなどを求めています。
岸田外相は要請に対し「農薬由来という見方もあることから、ドラム缶の付着物が何であるのか、是非しっかりと解明しなければいけないということで、防衛省においてさらに調査を行うと」と答えていました。
議員らは、このほかにも防衛省の佐藤正久政務官や世耕弘成官房副長官にも同様の要請を行いました。