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2012年の配備から続く配備反対の声をよそに着々と準備が進められています。

普天間基地に追加配備される予定のオスプレイ12機が、30日朝、山口県の岩国基地に陸揚げされました。8月上旬には、普天間基地に移動する見通しです。

草柳悟堂「今3機目のオスプレイが後ろ向きで牽引車に押されながらゆっくりと降りてきます。」第2陣のオスプレイを載せた輸送船は、30日午前7時過ぎに岩国基地に到着。

9時前から、牽引車にひかれて続々と上陸しました。オスプレイは開発段階から事故が相次ぎ、2014年の12機配備の際も県民から大きな不安の声があがり仲井真知事も計画の見直しを再三求めています。

さらに、第1陣の12機は配備直後から市街地の上空でヘリコプターモードで飛行するなど日米合意に反する運用が目撃されています。

菅官房長官は会見で沖縄以外の場所での訓練を検討し地元の理解を得たいと話しています。

菅官房長官は「日米合同委員会の合意が守られていないという声があることも承知している」「合意に従い沖縄以外の場所で飛行訓練が行えるように検討を進めることによって地元の理解を得たい」と話します。

アメリカ軍は、準備が整えば、31日にも確認飛行を始めると話していて、整備を行ったあと8月上旬に普天間基地に移動すると見られています。