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小さなアスリート達が集う新報児童オリンピック・陸上競技。子どもが熱戦を展開し、親たちがそれに負けないほど熱い声援を送ったこの大会。一際目立ったのが、女子400メートルリレー。

オレンジのユニホームを身に着け、予選を余裕の1位で突破したチーム。それが…石垣島アスリートクラブの4人!

新谷敦史クラブ代表「内に秘めながらこつこつと、自分たちの目標を徐々に上げていきながら達成して来てくれている。」

4人の活躍はリレーだけではありません。走り高跳びで仲地さんが5位、走り幅跳びで玉城さん・金城さんが2位・6位と入賞。そして圧巻は、前日に行われた女子100メートル。

玉城さんの優勝に、下地さん・金城さんが2・4位と続き、「石垣旋風」を巻き起こしていました!

下地美桜さん「一人ひとり、負けたくないという気持ちもあるけどとても仲が良いと思います。」

その彼女達が今大会、もっとも重点を置いているのが全国大会への出場が決まっている6年女子・400メートルリレーでした。

金城あいらさん「私はバトンパスがあまりうまくないので(練習で)そこをがんばりました。」

仲地由熙さん「全国大会での目標を達成するために(今大会で)一人ひとりが自己ベストを出せるようにがんばりたいです。」

全国でも優勝争いのできるタイム・53秒台を目指した決勝の舞台が幕を開けます。

課題のバトンリレーも順調!そのタイムは!

惜しくも目標タイムには届かず。それでも堂々の優勝は次への自信につながったようです。

玉城茉歩さん「53秒台を狙っていたのでタイム的には良くなかったけど気持ちよく全力を出し切って出来たので良かったと思います。」

金城あいらさん「全国大会まで約1ヵ月しかないんですけどもっとチームワークを深めて表彰台に登れるようにがんばりたいです。」

石垣島から全国の頂を目指す挑戦は続きます!

ボールを回し、トライを目指しグラウンドを走り回るのは中部農林高校・県内唯一の女子ラグビー部「ファンビーズ」のメンバー。

中学の時は何部ですか?

天願奈々美副主将「バレー部です。」

池宮城彩香選手「中学はバドミントン部です。」

去年、同好会として発足し、今年度からラグビー部として活動する彼女たちは全員がラグビー初挑戦。そのきっかけを作ったのはキャプテンの仲村美津紀選手。彼女が同級生に声をかけメンバーを集めたのが中部農林・女子ラグビー部の始まりでした。

仲村美津紀主将「楽しいです。人数が多いからやりたいことできるし。」

男のイメージの強いラグビーというスポーツ。そこに飛び込んだ理由とは…

仲村美津紀主将「ラグビーってやったことないじゃないですか?挑戦したいというのが大きかったんですよ新しい競技に。今は、女子の花園もあると聞いて楽しみもありながら上を目指している。」

キャプテンの呼びかけに集まった同級生。さらに後輩も加わり、今ではメンバー24人がラグビーの虜になっています。

天願奈々美副主将「やっぱり、トライした時。仲間も笑顔になるしそこが楽しいです。」

池根彩香副主将「男子のスポーツとみんなは思ってるかもしれないんですけど、女子も女子で出来るスポーツなのでとっても楽しいし、高校卒業してからもラグビーやりたいなと思っています。」

とにかくラグビーが好きで懸命に練習に取り組むメンバー。その実力を…身を持って体験してみることにしました!

手加減なしのタックルでした。

県内唯一の女子ラグビー部。練習試合もなかなか出来ない中、来月2日から始まる全国大会。花園へもつながるこの大会は選手にとって、チームにとって、大きな意味のある大会です。

天願奈々美副主将「目標は、全国で勝って花園に行くことです。」

上地淳一監督「これが中部農林の女子ラグビーの歴史の第1歩になりますので、その一歩を沖縄の選手らしく元気よく発進してほしいなと思います。」

仲村美津紀主将「内地の方がチームが多くて、自分達からしたら学べることもいっぱいあるので良い経験にしたいと思っています。」

笑顔で楽しみながら、夢の花園を目指します!