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市民団体はオスプレイの追加配備に向けた弾圧と強く非難しています。
沖縄防衛局が普天間基地の野嵩ゲートにフェンスを設置したことを受け市民団体のメンバーらが抗議を行いました。
参院選の翌日の22日、夜から未明にかけて沖縄防衛局は野嵩ゲートにおよそ20メートルにわたるフェンスを設置しました。
現場は2012年9月からオスプレイの配備に反対する市民らが抗議行動をしている場所でした。
市民らは「一切の事前説明もない、工事の公示すらない有無を言わさぬ抜き打ちの暴挙である」「民主主義を破壊し、人権を蹂躙する行為であり、8月上旬に計画されている12機の追加配備に対する事前弾圧である」と話します。
沖縄防衛局には普天間爆音訴訟団のメンバーなどおよそ30人が訪れフェンス設置の目的や日米合意に至った経緯をたずねました。
仲本清也報道室長は「アメリカ軍の要請を受けアメリカ軍の出入りの便宜をはかるために工事を実施した」と述べました。
工事は日米合意の前から準備されていて、市民団体のメンバーらはオスプレイの追加配備を前にした市民運動の弾圧だと批判しています。