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新たに生まれた地域の子どもたちの幸せと健康を祈る、伊良部島の伝統行事「ダツマス」が3日、行われました。
毎年旧暦の5月、この時しか立ち入りが許されないというアダンニ御嶽で行われる「ダツマス」は、この一年間に生まれた地域の子どもと家族らが集まり子どもたちの健康と幸せ、子孫繁栄を祈る行事です。
3日、女性のツカサを中心に執り行われた神事では子どもを授かった父親が90回、祖父母や親戚が45回、ツカサとともに祈りを捧げ、そのあと歌や踊りで喜びを分かち合いました。
行事に参加したお母さんは「娘のために島々の方々がお祝いしてくれて本当にうれしいです」と笑顔で話していました。