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石垣島では夏の大潮の干潮時に見られるウミショウブの花が海面いっぱいに漂いました。ウミショウブの花が咲いたのは夏の大潮の23日、石垣市野底の多良間の浜です。

ウミショウブはサンゴ礁のリーフ内の浅瀬に生育する海草で、国内では石垣島や西表島で見ることが出来ます。

潮が引き始めると海中の雄花から大きさおよそ3ミリほどの小さな花が切り離され、海面を滑るように流れていき、同時に、雌花が海面に花びらを広げ、小さな白い花をキャッチするように受粉します。

この日は近くの小学校の児童たちも観察に訪れ、神秘的な命の営みに見入っていました。