※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄市のサッカー場工事現場からドラム缶が見つかった問題で、汚染の可能性もある現場の土が北谷町に運ばれていたことがわかりました。
これは、21日に開かれた沖縄市議会の基地に関する調査特別委員会で市側が明らかにしたもので、工事の際、現場の表面からはぎ取った土がすでに、沖縄市から北谷町に運ばれていたということです。
この問題に関してアメリカ軍は沖縄防衛局の問い合わせに対し、「ドラム缶の使用の有無、内容物、管理方法は不明であり、土地建物の存在に関する記録はない」と回答しています。
沖縄防衛局は現場が返還軍用地ということで、内容物や土壌の調査を実施することを決めましたが、ドラム缶には枯れ葉剤を作っていた企業名が書かれていたことから化学兵器の可能性もあり市民からは適切な調査を求める声が上がっています。