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感染が拡大していて注意が必要です。5月から石垣市で確認されているロタウィルスによる感染性胃腸炎の集団感染で、新たに115人の乳幼児が感染していることがわかりました。

県によりますと、ロタウイルスによる感染性胃腸炎の症状は嘔吐、発熱、下痢などで、患者の大多数が5歳未満の乳幼児です。

また、生後4か月から2歳位の乳児が感染すると、時には脳炎や脳症などの重症になるおそれがあります。

八重山保健所管内では16の保育施設で、乳幼児115人が感染していて12人が入院。そのうち4歳の幼児が急性脳炎の重症でしたが、徐々に回復に向かってるということです。

県では、患者の便や嘔吐物を処理する際は使い捨てのマスクと手袋を着用し、ウィルスが飛び散らないようにペーパータオルなどをかぶせ、塩素系の漂白剤などで消毒することや手洗いの徹底などを呼びかけています。