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目的は返還合意を進めるための現状確認だそうです。5日沖縄入りした衆議院の安全保障委員会の議員らが、先ほど仲井真知事と会談。知事はF15戦闘機の事故後の訓練再開などに苦言を呈しました。
一行は衆議院の安全保障委員会のメンバーら13人で、嘉手納より南のアメリカ軍施設の返還計画合意を進めるため、現状を確認しようと沖縄を訪問しています。
5日は、普天間基地に入ってアメリカ軍から現状の説明を受けたほか、オスプレイも見学したということです。
また午後には沖縄防衛局を訪れ、武田博史局長から嘉手納基地より南のアメリカ軍施設返還計画などについて説明を受けました。
一方、午後5時過ぎからは県庁で仲井真知事と会談。この席で武田委員長は「沖縄に足を運び、目で見て、肌で感じ、沖縄の人の気持ちを感じないといけないと思っている」と今回の視察の意義を述べました。
これに対し、仲井真知事は先日発生したF15戦闘機の墜落事故について触れ、「事故が起きたら原因究明や対策をしてから訓練を再開するよう飛行中止を申し入れたが丸一日だけで再開している。不可解だ」と述べました。
また政府が普天間基地の移設先に辺野古をあげていることについては「埋立をして滑走路2本を造るのにおよそ9年かかると計画されているが、まだかかると思う。それよりも滑走路のある県外に移す方が早い」と話しました。