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4月にオープンした那覇市波の上の「那覇シーサイドパーク」で5月31日夜、サンゴの産卵が始まりました。

魚たちが寝静まった午後11時前、水中に静かに放たれたのはサンゴの卵。八重山諸島や慶良間諸島など、きれいな海と比べても引けを取らないほどたくさんの卵が、那覇市内のビーチで確認できました。

産卵したのは枝状のサンゴ、ミドリイシの仲間で、水面に浮かんだ卵と那覇市の夜景が幻想的な世界を醸し出していました。

撮影した水中カメラマンの長田勇さんは「18年間サンゴの産卵を撮り続けているが、那覇の海で撮影できたのは初めて。今夜も産卵する可能性があるのではないか」と話しています。