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八重瀬町にあった旧島尻博物館で展示保管されていた貴重な美術工芸品の数々が28日、県立博物館へ寄贈されました。
旧島尻博物館は1981年に旧東風平町に開館しましたがすぐに閉館、展示品は南部振興会が保存してきました。贈呈式で南部振興会会長の上原裕常糸満市長は「貴重な資料を広く県民に公開してほしい」と県立博物館・美術館へ275件1002点の美術工芸品や行政資料を寄贈しました。
贈られたのは中国に伝わる24の物語を1枚1枚の絵にしたとみられる「二十四考物語の屏風」など、郷土史家・比嘉景宗さんが収集した美術工芸品。明治時代、斉藤用之助・島尻郡長が旧与那原街道を広げた際の道路図や行政資料などです。
県立博物館・美術館では2013年の秋ごろから順次テーマに沿って展示していくほか、2014年5月の新収蔵品展では全てを展示する予定です。