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県産の農林水産物を応援する、VIVA!うちなーむん。きょうはこれからの季節、うちなー料理にはかかせないヘチマです。今帰仁村ではちょっと変わったヘチマを育てているそうです。思わず「まさかや!」と言いたくなるヘチマ。作っているご夫婦もたのしいですよ。

今が旬のヘチマ。ヘチマ料理と言えば煮物や炒め物ですが。えっ!マヨネーズに・・・ツナ?お皿に盛って、まあ涼しげなって。まさか!そのまま食べちゃいましたよ。

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與那嶺幸さん「じゃじゃじゃん!サラダヘチマです!生でも食べるヘチマなんですよ」

與那嶺司さん「とっても甘くておいしくて、大きくなっても筋がないので、おばあちゃんたちに食べてもらいたいです。柔らかいのでね」

きょうは與那嶺さんご夫婦が去年から栽培を始めた。「生食」専用のサラダヘチマを紹介します。

与那嶺さんのビニールハウスでは、いまが収穫のピーク。毎日およそ20キロを出荷しています。

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大矢記者「このサラダヘチマ、持ってみるとずっしり重たいんです。私の顔と比べて、この大きさわかりますか?」

サラダヘチマの特徴はずっしり重く、ずんぐりとした形。普通のヘチマよりも水分をたっぷり含んでいるので、こんなに太くて、実も柔らかくなるのだそうです。

司さん「種屋さんに植えてみろと言われて、植えたんですけど。実がつかないときがあって、冬場ですけど、葉っぱだけになっちゃって。2,3個しか取れない」

栽培が難しいサラダヘチマ。さらに大変なのがハウスでの作業です。大きく育てるためには高い温度が必要なのですが、その室温はなんと43度!これには撮影中のカメラマンもぐったり・・・。

司さん「汗かきすぎですね」

その一方で涼しげな幸さん。幸さんは5年前、司さんの作るヘチマが大好きになり、神奈川県から嫁いできたんだとか。

幸さん「私は好きですね、農業が。汗かいても気持ちいい汗だし、癒されます。野菜に」

司さん「ヘチマを食べて惚れたみたいです!」幸さん「そうです!ごもっとも!」

おいしいサラダヘチマをたくさんの人に届けたい毎日楽しく、仲良くヘチマを育てています。

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そんな幸さんに、司さんは・・・?

司さん「ヘチマも大好きですけど、奥さんも大好きです」

さっぱりと生で食べれるサラダヘチマ、育てているお2人は熱々なのでした。

さて、今週も野菜ソムリエの大城しま子先生に簡単おいしいレシピを紹介していただきます。

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大城しま子先生「ヘチマはほとんどが水分で、カリウムを豊富に含んでいます。これからの季節、火照った体を冷ましてくれます。今日はサラダヘチマを使ってカルパッチョをつくりたいと思います」

材料はサラダヘチマと豚ばら肉とニンニクだけ。もちろんヘチマはそのまま火を通さずに使います!

大城先生「ヘチマの皮をむくんですが、包丁の背でこそげとるように皮をむいていきます」

皮をむいた後、5ミリ以下の薄切りに。ニンニクはオリーブオイルでロースト。豚ばら肉もフライパンで油を落としてカリカリにします。

ヘチマに豚バラとニンニクをのせ、塩コショウとオリーブオイルをかけるだけ。サラダヘチマのカルパッチョの出来上がりです。

これからの暑い季節にぴったりですね。サラダヘチマは現在、名護のファーマーズで販売しているということですが、まだ生産者が少ないので見かけたらぜひ食べてください。

>>大城しま子 野菜ソムリエの“おうちでごはん”

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