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沖縄では初の液化天然ガスによる発電所、中城村の吉の浦火力発電所で23日、2号機が運転を開始しました。

吉の浦火力発電所の2号機は、1号機と同じく最大25万1000キロワットの出力を持ち、これは最も電力を必要とする夏の昼間のおよそ2割をまかなうことができる出力だということです。

沖縄電力では現在、石油と石炭を使った発電が全体の92%を占めていますが、吉の浦火力発電所では県内で初めて二酸化炭素の排出量が比較的少ない液化天然ガスを使った発電をしてします。

沖縄電力の大嶺満社長は「今回の2号機のスタートでより安定的な電力供給が可能になった。今後も液化天然ガスによる発電量増加に努めていきたい」と話していました。