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2011年に返還された金武町のギンバル訓練場にあったアメリカ軍の中距離ミサイル「メースB」の発射施設跡が取り壊されるのを前に、23日に報道関係者に公開されました。

公開された「メースB」の発射施設は、アメリカ軍が1957年に建設したもので8基の発射台がありました。ギンバル訓練場は2011年7月に返還されましたが、発射施設の一部である地下室などはそのまま残っていたため、現在、沖縄防衛局が1億5000万円かけて原状回復の作業を行っています。

「メースB」は復帰前中国への核抑止力として建設されたもので、県内には金武町をはじめ読谷村、勝連町、恩納村の4カ所に設置されていました。

沖縄防衛局では9月20日に工事を終え、地主に土地を引き渡す予定です。