※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
日台漁業協定問題で、江藤拓農林水産副大臣は5月5日、副知事や漁業関係者に協定への理解求めました。日台漁業協定は、日本の排他的経済水域内で、台湾漁船の操業を認める内容となっています。
5月5日、県庁に高良副知事を訪ねた江藤農林水産副大臣は、「県民の方々に苦労をかけることは理解しているがぜひご理解を賜りたい」と、協定内容の受け入れを求めました。
これに対して高良倉吉副知事は「一番漁業者が強く求めていたことがこの段階で反映されていませんので、実に残念、遺憾だという風に思います」と話しました。
江藤副大臣はこの後、県漁連とも会談し、理解を求めましたが、漁業関係者からは「我々にとって大切な操業水域をなぜ台湾に譲歩したのか納得できない」と厳しい抗議の声が相次ぎました。
日本側と台湾側は5月7日に日台漁業委員会を開催し、具体的な取り決めなど詳細な中身を協議することにしています。