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4月30日、パトロール中の海上保安庁のヘリコプターが、慶良間諸島周辺を泳いでいるおよそ100頭のイルカの群れを撮影しました。
撮影されたのは、渡嘉敷島の南およそ40キロの海上を東南東に向かって泳ぐおよそ100頭のイルカの群れ。第11管区海上保安本部では体長2メートルほどの子どものイルカもいたと話しています。
海洋博公園・動物管理チームの徳武浩司さんによりますと、撮影されたイルカは、くちばしや背びれの特徴から南方系で外洋性の「サラワクイルカ」の可能性が高いということです。
「サラワクイルカ」は沖縄近海では、久米島周辺などで過去に4回ほど確認されている程度で詳しい生態はわかっていませんが、「エサなどを求め複数の群れが集まった可能性もある」ということです。