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那覇市の翁長市長は1日に会見を開き市内で発生した患者5人の内4人が、本土への渡航歴がないなど、市内でも風しん流行の兆しがあるとして、妊娠を希望する女性などを対象に、予防接種の費用の一部を助成することを明らかにしました。

対象となるのは、妊娠を予定または希望している19歳から50歳未満の女性とその配偶者で、すでに妊娠している女性の配偶者も対象となります。

予防接種には1万円程度の費用がかかりますが、この内、市が4千円を助成します。翁長市長は「まだ、数例という中でその取り組みを本格化させたということは、今日までの研修の意義がしっかり引き継がれて、その対応策が、迅速にとれた」と話していました。

2013年4月から中核市に移行し、市独自の保健所を運営している那覇市では、1964年から翌年にかけて400人以上の患者が発生したこともあるため、市民に、積極的にワクチン接種を受けるよう呼びかけています。