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東京や大阪などで、現在風しんが流行していますが22日からの週に入り、県内でも風しんと思われる症状を訴える人が増えていて沖縄県医師会では注意を呼び掛けています。
県医師会理事を務める玉井修医師は「過去の10倍から30倍くらいの感染拡大が首都圏で起こっている」と話しています。那覇市内にある玉井医師の病院でも今週に入り10代から30代の男女数人が、風疹と思われる症状で受診していて現在血液検査を行なっています。
玉井医師は「風疹そのものは患者本人にとっては危険な感染症ではないが問題なのは妊婦の方、特に初期の方が風疹にかかると目や耳、心臓に疾患を持った赤ちゃんが生まれてくる可能性がある」と注意を呼びかけています。
現在、20代から40代の人の中には予防接種を1回しか受けていない人も多く抗体が十分にないため風しんにかかりやすいと言われています。
県医師会では、27日からゴールデンウィークがはじまり行楽地や街に多くの人が繰り出すことで感染が拡大する恐れもあるとして、特に妊娠中の人は人混みへの外出を避けるよう呼びかけています。