※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

ガソリンを使わない電動バイクタクシーが全国に先駆け、15日に那覇市でお披露目されました。

昼下がりの国際通りに登場した不思議な乗り物。これは東京のメーカーがことし発売する、ガソリンを一切使わない電動3輪タクシーです。

県内のリゾートホテルや観光地をめぐる環境に優しい交通手段として試作車が発表されました。

テラモーターズの岡野求営業本部長は「充電器から伸びているこのコンセントを、家庭用の100ボルトのコンセントに差して頂いて、もうひとつのプラグをバッテリーのこの部分に差します。(Q:一回の充電で何キロ走りますか?)50キロ走ります」と試作車の性能を説明しました。普通自動車免許があれば、誰でも運転できるということです。

早速、国際通りへ。向かい合って5人まで乗車可能で、おしゃべりも弾みそうです。大矢記者は「現在速度が15キロとかなりゆっくりなんですけれども、まわりの景色が良く見えますし、観光にはちょうどいいかもしれません」とレポートしました。

試乗した女性は「気持ちがいいです。風が吹き抜けて開放的でいいと思います」「東南アジアではありますけど、沖縄では初めて乗りました。楽しいですよ。これだけで気分がうきうきします」と楽しそうに話していました。

開発者によると現在、法律の関係上、タクシーとしての営業は出来ないので、最初はホテルへの販売や無料ドライブなどから県内に広めていきたいとのことです。