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日米が普天間基地の条件付き返還に合意してから12日で17年。仲井真知事は、辺野古への移設は時間がかかりすぎると述べ、困難との見方を示しました。
仲井真知事は「辺野古については時間が経ちすぎたし、これからも(時間が)必要だろうから、沖縄以外の地域で」と話します。
仲井真知事は、辺野古への移設は時間がかかりすぎる、県外の既に滑走路のある地域を検討すべきだという考えをあらためて示しました。
また、佐喜真淳宜野湾市長は「当初の5年ないし7年というのが本来であれば返還の基本的なスタンスだったはず。(17年は)長すぎると言わざるを得ない」と話します。
政府が先週、普天間基地の返還時期を2022年度以降と発表したことについて、最低限守ってほしいと強調しました。
一方、返還について辺野古への移設が前提となっていることについては「様々な議論があり言及は難しい」と言葉を濁しました。