bjリーグ、琉球キングスです。西地区1位を走るキングスですが、島根だけにはこの連戦を迎えるまで4戦全敗と苦戦していました。そしてこの連戦、土曜日の試合で今シーズン初めて勝利しました。
迎えた昨日の試合、連勝で自信をつけるのか、まだ課題が多いのか、試合のカギを握ったのは「自分たちのバスケ」でした。
遠山向人HC「私が最も島根というチームにとらわれすぎていて、選手の長所を潰してしまったゲームプランをたててしまったと思っています。」
これまでの連敗の原因をこう語った遠山ヘッドコーチ。どうしても勝てなかった相手・島根に対しキングスは「自分たちの長所を出すこと」をテーマに挑みました。
キングスは試合開始から持前のアグレッシブなディフェンスでリズムを作り、得点を重ねます。さらに、迫る島根を前に期待の新星・岸本!
岸本隆一選手「若い自分が起爆剤になれればチームとして良いことに変わりはないので。」
岸本がリバウンドを拾い速攻!最後も岸本!3本目の3ポイントでチームを勢いづけます!
しかし、終盤ケガで欠場しているニュートンの穴を埋めようと、前半から走り回ったキングスに、疲れが出始めます。島根の猛追に合い、第4Q、残り5分で同点とされます。
遠山向人HC「自分たちに自信を持ってプレーしようとか、自分たちの機動力を活かす方法を説明しました。」
チームの長所、それは走り回るバスケット!最後の最後まで走り続けたキングスが、島根相手に2連勝を飾りました。
岸本隆一選手「ただ嬉しいだけじゃなくて、さすがに(入団から)2ヵ月経っていい加減結果残さなきゃいけない状況かなって自分自身感じていたんで、嬉しい半分、ホッとしたっていうのも半分ですね。」
山内盛久選手「ここまで(島根に)負けてたらさすがに勝たないといけないので、死にもの狂いでこの2日間走り回りました。疲れました(笑)」