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竹富町教育委員会は2013年度から使用する公民教科書選定で文部科学省から受けた指導への対応を協議しましたが結論には至りませんでした。
27日に開かれた竹富町教育委員会の定例会では1日、文部科学省の義家弘介政務官が竹富町教育委員会に対して行った指導への対応を協議しました。
政務官は、石垣市、与那国町で採択されている育鵬社の公民教科書を竹富町でも採択するよう指導し、委員会に報告を求めていますが、これまでに委員会で協議を重ねているものの27日の定例会でも、どのような報告をするのか結論には至りませんでした。
竹盛洋一教育委員長は「私どもとしても(もっと早めに)報告をしたかったんですが委員の中でもっと協議をしなくてはいけない状況がありますので。」と話します。
竹富町教育委員会では公民の教科書については、2013年度も前回使用した東京書籍の教科書を生徒たちに配布できるよう準備を進めていますが、文科省からの指導にどう対応するかは今後も協議を続けていくということです。