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出場36校、南のトップで入場した沖縄尚学。5年ぶりのセンバツの地を踏みしめました。
比嘉公也監督「開幕戦ができるということに感謝して一戦に集中したい。」
棚原記者リポート「春の甲子園、5年ぶりに沖縄尚学が帰ってきました。2回戦一番乗りをかけ、開幕ゲームに挑みます。」
沖尚、初戦の相手は、福井の強豪敦賀気比。熱い声援が三塁側アルプスから送られる中、試合は意外な展開で幕を開けます。1回のウラ、沖尚先発のエース比嘉健一朗が敦賀気比の先頭バッターにヒットを許すと、守りの沖尚に守りのミスが生まれます。
初回、5本のヒットと3つのエラーで、大量5点を失しった沖尚は、さらに2回3回にも追加点を許します。
そして8回、苦しめられた敦賀気比のエース、大会ナンバーワン防御率を誇る岸本投手をついに捕えます。
この回、沖尚の先頭バッターは2番、2年生の砂川修!父の正美さんは、父母会お揃いの緑のウィンドブレーカーに思いを込めた文字を刻んでいました。
背中に「夢」と書かれた漢字。それは「ありがとう」とも読むことができます。
3連続ヒットで満塁!このあと一人倒れるも、6番名嘉のセカンドゴロの間に砂川がホームに帰り、沖尚、ついに1点を返します。
ところが、そのウラ、敦賀気比にさらに4点を奪われた沖尚。最後まで沖尚らしさが出せないまま初戦で涙を呑み、夏への雪辱を誓う春となりました。
比嘉健一朗選手「一番最初に帰るというのは思ってもいなかった。また夏これるように頑張ります。」