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北部保健所管内で結核の集団感染が発生しました。県では注意を呼びかけています。
県によりますと、本島北部地区の40代の男性が2012年8月から咳や胸が痛む症状がみられ、9月に医療機関で受診した結果、結核と診断されました。北部保健所でこの男性の家族5人を検診したところ5人とも感染していることが確認され、現在、通院治療を行っています。
また職場や友人ら家族以外の接触者21人が健康診断を受けうち5人に感染が確認されましたが、発症はしていないため、予防的に薬を処方しているということです。
県福祉保健部では「結核は昔の病気ではない」として、咳や痰が2週間以上続く場合は病院などで診察を受けるよう呼び掛けています。