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普天間基地の移設問題で防衛省から辺野古沿岸部の埋め立てに対する同意を求められている名護漁協は、28日、役員会を開くことになりました。

これは27日午前、名護漁協の古波蔵広組合長が明らかにしたものです。日米両政府は23日の日米首脳会談で改めて普天間基地の辺野古移設を確認していて、これを受けて沖縄防衛局はきのう朝、辺野古沿岸部の漁業権を持つ名護漁協に対し、埋め立ての同意を求める書類を提出しています。

役員会の次に開かれる総会では95人の正組合員の過半数が出席し、3分の2以上が賛成すれば埋め立てに対する同意が決められます。

漁協の同意が得られれば県への埋め立て申請が提出されることになり辺野古への基地建設に向けた手続きが加速します。