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県内の農家などが集まるJA沖縄大会が豊見城市で開かれ、政府が進めようとしているTPP・環太平洋連携協定交渉の参加阻止へ向けた決議が行われました。「次代へつなぐ協同」というテーマで開かれたJA沖縄大会には組合員や職員らおよそ500人が集まりました。
会では組合員のおよそ64%が70歳以上であることから世代交代への基盤強化や新たな担い手作り、また地域とのより深い連携など今後の方針について確認されました。
そして、特別決議としてTPP交渉の参加に関して緊急の決議が行なわれました。決議文では「国の将来や農業の存亡に関する不安をぬぐいきれず政府の速な咬傷坂を断じて容認することはできない」と訴えます。
決議では次世代へ農業を安心して引き継ぐためTPP交渉の参加断念を訴え、徹底して運動を展開することが確認されました。
農家は「農業をしている一人として非常に厳しい環境になる」「沖縄のことを考えているのかなーと沖縄の農業はTPP参加すると大変ですよ」と話します。
安倍総理が3月上旬にもTPP交渉の参加を表明すると見られている中、反対の声は、ますます大きくなりそうです。