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きょうは、旧暦の1月16日。あの世の正月、十六日です。三重城では帰省できなかった人たちが海の向こうの故郷に向かって手を合わせていました。
十六日は、あの世の正月のことで本島北部や離島などでは、親戚同士が集まりお墓参りをする習慣があります。那覇市の三重城には仕事などの用事で帰省できなかった離島出身者が大勢訪れ家族と一緒にあの世の正月を祝いました。
女性は「宮古(島出身)です。(Q.どんなことお祈りされましたか?)やっぱりね、最初に皆の健康ですよね、命どぅ宝といってね、第一にそれ」男性は「冗談だけどさ〜、おいしいの食べ過ぎてメタボにならないように(祈った)って。笑」「(十六日は)お盆以上に盛大にやるもんですから、どうしても欠かせない行事のひとつです」と話しました。
集まった人々は、海の向こうのふるさとの方角に向かって供え物を広げ、うちかびを焼いて手を合わせていました。