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初めての取り組みです。沖縄戦で犠牲になった遺骨のDNA鑑定を求め、北海道や愛媛の遺族らと沖縄の遺族が、一緒に厚労省へ要請することになりました。
DNA鑑定を要請するのは、遺骨収集ボランティアガマフヤーの具志堅隆松さんが2011年に西原町で発見した遺骨5体と、その後、同じ場所で見つかった13体の合わせて18体です。
沖縄戦当時、西原で展開していた旧日本軍歩兵第22連隊のものと見られていて、この遺骨の事が2012年、部隊の出身者が多い北海道や愛媛の地元の新聞で取り上げられると、次々と遺族が名乗りをあげ、34世帯の遺族がDNA鑑定を希望し、沖縄からも1世帯が名乗りをあげています。
具志堅さんらは来週か3月初めに厚労省へ出向くということです。
ガマフヤーでは、多くの遺族が一緒に声を挙げ「沖縄戦の遺骨収集が沖縄の問題だけではなく全国の問題なのだということを伝えたい」と話しています。