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2012年、過去最悪を記録した国の天然記念物ヤンバルクイナがひかれる交通事故が、2013年初めて発生していたことがわかりました。ヤンバルクイナは発見直後に死にました。
2月7日、国頭村楚洲の県道70号でヤンバルクイナが車にひかれているのが見つかりました。見つかった個体はメスの若鳥、または成鳥とみられていて、発見した時は生きていましたが、直後に死にました。現場は、事故が多発する重点区間でした。
ヤンバルクイナの交通事故は2012年、過去最多の47件確認されていて、やんばる野生生物保護センターが重点区間の側溝を清掃して、エサのミミズが発生しないようにするなど、対策を強化していました。
やんばるでは、同じく国の天然記念物に指定されているケナガネズミの交通事故も2013年にすでに2件発生していることから、保護センターでは車のスピードを充分に落とすことや、事故の際の早目の通報などを呼びかけています。