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「奄美・琉球」が世界遺産の暫定リストに掲載されることが決まったことを受け、市民グループが東村高江で続けられているヘリパッドの建設工事に抗議をしました。
抗議したのは沖縄・生物多様性市民ネットワークのメンバー11人で、防衛局を訪れ、高江ヘリパッドの建設工事の中止を求めました。
今回の抗議は1月31日に「奄美・琉球」が世界遺産の暫定リストに掲載されることを受けたもので、現在行われているヘリパッドの建設工事が自然環境と地元住民の生活を脅かしていると訴えました。
市民グループは1月8日に建設現場で発生した土砂崩れについて、防衛局の「年末年始の降雨が原因」という回答に対し、斜面の木を伐採したことが原因で防衛局の回答はあいまいだだと批判し、工事の中止を求めました。
沖縄・生物多様性市民ネットワークの北上田毅さんは「防衛局として(土砂崩落の)原因の調査、根本的な対策とかをどうするのか、まじめにやっていると思ったが、相変わらず事実を隠し続けようとする態度に呆れた」と話しました。
沖縄・生物多様性市民ネットワークではやんばるの森を守るため、工事の中止を求め続けたいと話しています。