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元気なお年寄りを紹介するおじいちゃんおばあちゃんの命薬です。カジマヤーの時には、ご自分で車の運転をしてパレードに参加していました長嶺将幸さん、現在100歳。今も車を乗り回しているのでしょうか?

おじいおばあの命薬きょうは、名護市許田の長嶺将幸さんです。

長嶺将幸さん「(Q:おいくつですか?)ちょうど100歳です」

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実は、4年前カジマヤーのお祝いで訪ねた時、長嶺さんは車の運転が一番の命薬だとこんな夢を語っていました。「(Q:運転はいつまで続けたいですか?)100歳まで。農業、健康であればやりたい」

そして、100歳まで続けたかった運転の夢は?

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長嶺さん「100歳超えてもやるつもりで、去年免許証更新しました」

なんと、県内最高齢の免許取得者。正真正銘100歳のドライバーです。

花の栽培をするために67歳で運転免許を取得をした長嶺さん。家族からの要望もあって、現在は車での行動範囲は狭まり、集落内の移動だけですが、いつも安全運転を心がけています。

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また、こんな愛車も…。すいすい軽やかな足取りで、自転車も乗りこなしています。恐るべし100歳。

長嶺さん「自分でもわからない。どうして健康か?わからん」

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そんな長嶺さんの命薬は…?

豚肉の肉じゃがに毎日食べているもずく酢。きゅうりとダイコンの和え物、こだわりのお塩をかけた冷奴、そして、大好物の三枚肉がたっぷりのった沖縄そばとバランスのとれたメニューでした。

長嶺さん「一番おいしいのは、三枚肉。(塩分控えめになっていますね)」

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昼食後、長嶺さんが向かった先はその名も、大人のカラオケ!「音色美」。

以前は、大きなトラクターを操り、畑作業に精をだしていた長嶺さん。最近の趣味は沖縄民謡が歌えるカラオケでハッスルすることです。

長嶺さん「これいつも歌っていますよ」

ご自分で作成した曲目リストには、41曲の沖縄民謡や演歌がずらり。

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次から次へと休む間もないほどカラオケを歌う長嶺さん。お腹から大きな声を出していることも健康の秘訣のようです。

長嶺さん「私は健康の秘訣はありません。健康は自分自身で考えるべきであって、同じ薬を同じ人に薬を飲ませても良くなるひとも悪く人もいる。だからこれで秘訣とは言えませんって」

最後に、100歳になった夢をこんな言葉で表現してくれました。

長嶺さん「歌ぐゎーして聞かそうね。『70・80までは100歳までやたしたが、100歳になってみれば、120歳までうにげーさびら』」

健康は、自分自身で考えるべきって確かにごもっともですよね。長嶺さんは、新聞も毎日隅から隅まで読み、携帯電話も使いこなしているそうです。高齢者の運転には注意が必要ですが、長嶺さんの機敏さには、取材したスタッフもついていくのがやっとだった、ということです。